ブラザー健康保険組合は、世の中が急激に高齢社会へと進む中、平成11年6月に老人保健施設瑞穂を開設いたしました。
私どもブラザーグループは明治41年、安井ミシン商会を創業いたしました。以来100余年、この地域の皆様にお支えいただいて発展してまいりました。創業の地である名古屋の皆様の、介護負担、介護不安の軽減、精神的な支えとなればとの思いから、この地に老人保健施設を設立いたしました。
ブラザーという「ものづくり」企業が介護事業にいわゆる異業種参入をするにあたり、メーカーとしてのこだわりや考え方を取り入れ、施設の設計、運営を構築してまいりました。リハビリテーション施設としてのこだわりを持ち、お客様志向、ケアの質の標準化、人材育成など事業会社として培ったノウハウを施設運営に展開し、プラスαのサービス提供を目指しております。
これからも私ども老人保健施設瑞穂は、決して歩みを止めることなく、職員ひとりひとりがプロ意識を持ち、「目くばり、気配り、思いやり」の心で、「信頼」「安心」できる施設として、地域のリハビリ、介護の中核的な役割を果たせますよう、一層努力してまいります。
今後ともご支援たまわりますようよろしくお願い申し上げます。

理事長 小池 利和